<COLUMN> 私とパンク / ヒゲドライバー Vol.1 update:2018.10.18
こんにちは、ヒゲドライバーです。
普段はピコピコミュージシャンをやっておりますが、このたびコラムを連載することにあいなりました、よろしくお願いします。
とは言いましても、音楽以外はなかなか長続きしない、三日坊主の次男坊。
コラム・・・? 連載・・・?
どうしたもんかと頭を抱えること小一時間。
まぁ一番書きやすいテーマで書くのがいいよな、ということで、シンプルですが、自分の好きな音楽の話をしてみることにします。
飽きたら好きなAV女優の話をします。
まずは、僕の音楽のルーツ、パンクの話。
私ヒゲドライバーは、結成当初からピコピコ主体でやっておりますが、
何を隠そう、昔からパンクが大好き。
ライブやってるときも、たまに熱くなりすぎて「ピコピコはパンクだー!!」と叫んでたりします。
ピコピコ音楽と、パンク・・・
まったく接点なさそうですが、僕は意外と共通点があると思ってます。
ということで、私ヒゲドライバーのルーツに触れながら、
二つの音楽を見比べてみましょう。
まずは、シンプルさ。
パンクの一番の良さって、ひねりがない、ド直球ストレートな、単純明快さだと思います。
楽器も、ドラム、ベース、ギター、以上!みたいな。
ピコピコ音楽(チップチューンとは言わず、あえてピコピコとしときます)も、やっぱりシンプルな良さがあります。
どう転んでも「ピコピコしてる」としか形容できないチープな音で、スッピンでぶつかっていく感じ。
そのシンプルさのお陰で、余計な雑念が入らず、スッキリ気持ちよく楽しむことができます。
次に、メロディーの重要さ。
シンプルだからこそ、メロディーというものがすごく浮き立ちます。
ときには両者とも、メロディーに重きを置かない曲作りをすることもありますが、
やはりメロディーが入ってきたときの耳の向き方、その重要性っていうものは共通します。
僕は音楽の中でも、ずっとメロディーというものが好きで、そこにこだわり続けて生きているニンゲンなので、
その意味でも「パンクが好き」から「ピコピコ音楽をやりたい」は、実はすごく自然な流れでした。
そして、ストイックさ。
「シンプルさ」の裏返しでもありますが、
そのシンプルすぎる、制限された音の中で、どう魅せることができるか。
そういう意味では両者、ドMの音楽ともいえます。
また、「反体制」っていう意味でも、
パンクは政治や、強いものに対して。
ピコピコは音響技術が上がりどんどん豪華でリアルになっていく音楽の時代性に対して、反体制的といえるかもしれません。
そんな、共通点の多い両者、
今度は、具体的に曲を聴いて比べてみましょう。
Green Day - Basket Case
僕のパンクとの出会いは、Green Dayからでした。
高校生のとき、友達にMD(もはや死語)で聴かせてもらったのが、Green Day。
当時、こんな単純明快で、気持ちいい音楽があったのか!と、衝撃でした。
しかもメロディーが、バリクソキャッチー。
それからすっかり、パンクにはまっていきました。
ヒゲドライバー - ukigumo
高校生のとき、友達にMD(もはや死語)で聴かせてもらったのが、Green Day。
当時、こんな単純明快で、気持ちいい音楽があったのか!と、衝撃でした。
しかもメロディーが、バリクソキャッチー。
それからすっかり、パンクにはまっていきました。
ヒゲドライバー - ukigumo
対して、ピコピコ。
引き合いに出すのが、自分の曲でスミマセン。
でも、このシンプルさ、スピード感、メロディー主体で持っていく構成は、
パンクと出会ってなかったら絶対作ってなかった曲だなぁと思います。
こんな風な見方で、パンクとピコピコ音楽を聴き比べてみると、また違った楽しみ方ができるかもしれませんね。
・・・はい、今回のピコピコとパンクのお話は、以上なんですが・・・
初回ということで、はりきって、わりと長めに書いてしましましたね・・・。
次回から、シンプルに、3行ぐらいにします。
ウソです。がんばります。
ではでは。
ヒゲドライバー